小泉進次郎の出馬会見で「平均賃金100万円上げる」件について質問したのがサンケイ新聞の記者だった。

小泉進次郎の出馬会見で「平均賃金100万円上げる」件について質問したのがサンケイ新聞の記者だった。
今日のサンケイ新聞の一面の見出しに「小泉氏経済最優先」「5年で賃金100万円増」と載っている。
この記事を一面見出し付きで出したサンケイ新聞だが、この一連の質問と記事のコンビネーションはヤラセだと考えるのが妥当だろう。
でなきゃ、サンケイの記者と編集長が余程経済を知らない無能ジャーナリストだと言わざるを得ない。
この前のポストにも書いたが、実質賃金上昇率1%をどうやって実現するかを示すのが、政策を示すと言うこと。
インフレ目標が2%で実質賃金上昇率を1%で計算すると名目賃金上昇率が3%になるので、現在の平均給与額に3%を掛けると96万円です」という算数レベルの天気予報のどこが経済最優先で政策を行い、結果日本人の給与が5年後に100万円上がるという記事になるのでしょうか。
こんな程度だから、マスメディアはインターネットメディア勢力から叩かれるのでしょうね。
岸田政権や石破政権の国家権力がマスコミと連合とリベラル系学者&グローバリストとグルで最低賃金を上げれば、日本の勤労者の所得が上がり、消費が増えて、経済が活性化し、投資が増えて、経済の好循環が生まれるという虚構をさも経済学的に真であるかのような形で、無理矢理最低賃金を上げて、それがさも経済活性の一丁目一番地かのように国民を洗脳して来た。
そんな4年間で、どれだけ中小企業の経営者とその蚊帳の外にある業種の従業員がムカついていたか分からないような政治家は総理大臣になって欲しくない。

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