自民党総裁選の結果次第で、この3年間の我が社の経営戦略が大きく変わる。
最悪のパターンは小泉進次郎が総裁総理になって政権が3年続くことだ。
この最悪のパターンで岩崎グループが生き残るには思い切りよく別物に変身する必要がある。
それとは別にそろそろタイミングだと思い長男を社長とした。
CEOはまだ私が担っているが、本当はCEOとして岩崎グループの存続について責任を負って経営者をやらせたいところだが、この環境ではまだ全てを任せられない。
次男はたださえ人材が枯渇している地方企業としてはまだ30歳の若造も会社で仕事をさせたいところだったが、長期的に考えて、取り敢えず、4月からビジネススクールに行かせた。
最初の1年間はお勉強に時間を全て取られ、会社の手伝いもさせられない。
ここはなんとか私が老体に鞭打って頑張らないと思っているが、小泉進次郎政権が3年も続くとかなりきつそうだ。
政治家は二代目、三代目と安易に跡目を譲るが、その看板地盤鞄の継承が合理的でなく社会に対する思慮を欠くものであっても、○○家の没落と同義になるとは限らない。
経営者は譲った後継者が無能だったら、会社を潰し家の財産や地位もなくし、元も子も無くしてしまう。
「唐様で売家と書く三代目」という川柳があるそうだ。私はそれを父から習った。
時代的な背景で今はなんでもかんでも、血縁による継承が悪いことみたいに認識操作されてしまうが、人間社会の本質は少し違うと思う。
私は「noblesse oblige 」が大切だと思っている。
無能な小泉家の後継者を政界や言論マスコミの都合で日本のトップに据えて日本がムチャクャになっても小泉家が滅ぶ可能性は高くないと思う。
1回目で高市さんが党員票をどれだけ取れるか? もし過半数近い票を取って決戦投票に行って前回のように国会議員票で逆転負けした場合、自民党は終わりだと思う。
私も小泉進次郎に入れた人の選挙は応援しないようにする。
1回目で高市さんの票が思うより少ない時は自民党という政党とは距離を置く。
政党に関係なく「noblesse oblige」を持っていそうな人を応援する。
小泉進次郎を総理にしようとする国会議員にはnoblesse obligeを感じない。 グローバリズムで亡国に導く三代目。
自民党総裁選の結果次第で、この3年間の我が社の経営戦略が大きく変わる。

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