石破辞任と次期総裁総理についてマスコミとSNSで多くの情報が発信されている

石破辞任と次期総裁総理についてマスコミとSNSで多くの情報が発信されている。 当然ながら、殆どがその発信者の思想やイデオロギーや思惑が自覚の有無に関わらず、根底に存在している。 私の場合はアンチグローバリズムで反中央集権官僚国家主義だから、そういう価値観で物事を見るし、発言もする。 今の世界共通のカテゴライズで自分を規定するのは私の好みではない。 だから、右とか左とか、保守とかリベラルとかのラベリングで論説を構築する今のメジャーな論戦は私からすると本質を踏まえていないと感じてしまう。 石破辞任のきっかけとなったみたいに言われている菅、小泉と石破の三者会談について、本質をついた言説が少ないのでSNS言論界に少しガッカリしている。 私の前提は石破政権は岸田と菅の二大勢力の打算と妥協の結果である。そこに至る経緯を下記すると。 麻生、茂木、岸田の派閥談合体制をバックに岸田は菅総理の後釜になれた。 岸田総理は安倍さんみたいに長期政権でいけるぐらいに思っていた。 茂木は岸田の後は自分だと思っていた。 人気のない茂木は幹事長として自民党の中で権力を奪取出来ず、政権を党主導に持って行けず、内閣主導の政権運営になるだけでなく党においても主導権が取れなかった。 バイデンのポチの岸田、財務省支配の岸田政権は、国民のための政治が出来ず当然長期政権にはならなかった。 麻生は岸田があまりにもバイデンのポチのグローバリストで、財務省の言いなりなので岸田政権に愛想がついていた。 そして過去に前例のない7人もの候補が乱立する総裁選となった。 そして、岸田はキングメーカーとなるべく、あわよくば、安倍さんみたいに返り咲くことを期待して、石破に乗った。 自派閥の林は派閥を林に取られる危惧があり、はなから総理にさせるつもりはなかった。 麻生は玉がないので安倍さんの意志を尊重して財政出動、アンチグローバリズムの高市に消極的に乗った。 小泉を総理にしたい菅は決戦に行けなくなった時点で石破に乗った。 清和会本流を自称する福田は小林を担ぎ出したが高市と路線が被りイマイチぱっとしなかった。 無能な石破は岸田と木原に都合が良かった。 実質的には日本の国家経営を行なっていたのは岸田一派で石破及び石破の側近が表に出て国民の、真の自民党支持者の攻撃対象になった。 そして、石破政権は何もせず、国民不在の、真の自民党支持者の不興を買って、選挙に負け続けた。 そして、石破おろしが始まった。

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