世界中で漢字を公式に使って国民に教育している国は日本だけです。
中国も韓国もベトナムも漢字は公用語としては使われていません。
つまり表意文字を未だ使っているのは日本人だけです。つまり残りの民族は表音文字を使っています。
言語学者のチョムスキーの生成文法論では人は生まれながらに普遍文法を持っていると規定することから始まっている。
赤ちゃんが母親と話すことで生まれながら持っている普遍文法をベースに個別言語能力を持つとチョムスキーは考えたみたいだ。
話し言葉は耳で聞いて脳で知覚される。この段階では言葉は音でしかない。 人が成長して音としての言葉が文字となる。
言葉=音=文字となる。
表音文字しか使っていない民族はここで言葉の修得に関して完結する。
日本語で言えばひらがなで日本語を修得したことになる。
日本ではここで終わらない。
小学生から漢字を覚えないと日本語を修得出来ない。
漢字は表意文字なので修得するのに膨大な知識の裏付けを必要とする。
しかも、東洋、日本の歴史や文化や思想などのバックグラウンド情報がないと言葉の意味を真に理解出来ない。
日本語を学ぶ外国人が日本語を難しいとする原因がここである。
話は飛ぶが、AIは永遠に日本人より賢くなれないと私は思っている。
理由はこの辺の事情による。
最近、SNSでAIが使われているが、漢字の誤用誤読が酷い。
小学生並みだ。
AIを使った粗製濫造の言説には嫌気がさすが、刺激的なサムネイルに騙されてついクリックしてしまう。
本当に騙される自分にムカつく。
ちなみに「正気でない」「正気がない」二つの正気正しく読めますか?
世界中で漢字を公式に使って国民に教育している国は日本だけです。

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