久しぶりのポストです。上から目線の内容です。
ウクライナの停戦に絡む一連のゼレンスキーやアメリカやイギリスやEUの表面的な言動に対してなされている専門家とかマスメディアとかの関係者の分析、解説が、日本人らしくてこの国の先行きを考えると悲観的になります。
わたし的にには、今起こっていることは、ウクライナが負ける前提でのウクライナでの権益の争奪戦にしか見えません。
ウクライナとロシアを戦争状態にしたのは、イギリスとアメリカのネオコンなどの、所謂、リベラル勢力やグローバリストです。
当初の目的はロシアの弱体化と解体によるロシア権益の奪取でした。
しかしその目的は達成することが出来ない状況にあります。
当然、投資した資本をどう回収するかに戦略、戦術を組み替える必要があります。
つまり停戦後にウクライナの復興や経済再興にかかわる利権をどのように我がものにするかが最重要事項になります。
停戦とバイデン政権時代に提供したアメリカの莫大な支援をどう権益にするかでトランプチームが考えたスキームは、さすが卓越したものです。
ゼレンスキーも本音では乗りたかったのではないかとわたしは考えます。
聞くところによると、ゼレンスキーとイギリスは、停戦後の権益について密約があるみたいです。
イギリスからすれば、アメリカにその権益を全部持っていかれるスキームは許容し難いものです。
紛争が始まってすぐに合意したトルコ停戦協定をゼレンスキーに破棄させたのもイギリスです。
ゼレンスキーはトランプ大統領との会談の前に民主党の議員にあって絶対に調印するなと釘を刺されたらしいです。
会談決裂後、ゼレンスキーはイギリスに飛んで英首相にあっています。
その後、ロンドンにEUの首脳が集まって論議をして、その結論が、ヨーロッパはロシアに勝つまで支援を続けるでした。
チャンチャラおかしいのは引き続きアメリカの支援も必要とするとのオマケつきです。
アメリカに掻っ攫われそうになっているウクライナの権益に、このようにチョッカイを出して分前に預かろうとしています。
トランプさんは、冷戦後深入りしたヨーロッパとの関係を切ろう、薄めようと考えているだけに、いい機会だと思っているでしょう。
NATOからの離脱も充分あるでしょう。
ウクライナ紛争はグローバリストがプーチンロシアの脅威を作り出して自分達に都合のいい体制を作り出すため始めた負け戦です。
ゼレンスキーウクライナのプーチンロシアへの敗北を前提として欧米のグローバリストが再構築したオプションが停戦後の権益確保戦略。
頭のいいエリート連中が考えだけにさすがです。
トランプに主導権を取らせないための偽善プロパガンダ作戦。
但し、戦略は素晴らしくても、ロシアが戦争で勝っていて、ここのまま行けばウクライナは完全敗北になることは避けられない事実。
今アメリカからの支援を止められたら、ウクライナの人々の犠牲はさらに増えてロシアに奪われる領土はさらに増える。
将来に何百兆もEU各国がウクライナに支援するというポーズがプロパガンダとしては政治的に意味をなしても、現実論では無意味なものである。
そのことはウクライナの人々もEUのエリートも分かっているはずです。
アメリカの支援は必要ですとの矛盾したメッセージに対して、トランプさんは早速軍事支援を止めてしまいました。
ひょっとしたら、トランプさんはプーチンにこの間にキエフまで行くようになんてアドバイスしているかもしれません(笑)
長くなりましたが、本題下記。間抜けな日本政府はドイツやフランスよりも多い一兆円以上を支援していると思います。
どのようにしてウクライナの権益を確保するつもりでしょうか?
世界の列挙が国益を顧みず民主主義のためにウクライナを支援したと思っている日本人が何%いるのでしょうか?
ウクライナの停戦に絡む一連のゼレンスキーやアメリカやイギリスやEUの表面的な言動に対してなされている専門家とかマスメディアとかの関係者の分析、解説が、日本人らしくてこの国の先行きを考えると悲観的になります。

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