公共交通の話題はやはり反応が大きいです。
兵庫県の混乱では、兵庫県民他多くの関係する人間が論戦を繰り広げて、しかも全国の話題になっている。
但し、その問題をさっさとお終いにして、兵庫県の県政を正常化することが一番大切であると私は思うし、特に当事者である兵庫県民は切実にそう思っているでしょう!
補正予算の審議は終わったのかどうか分からないけど、予算も通らないと兵庫県は何も出来ないのではないか?
副知事の人事もしないといけないのでは?
斎藤陣営での選挙違反がどうのこうのとか、百条委員会がどうのこうのとか、youtuberや兵庫県に住んでいない人は話題としてはhotなものなので、扱いたがるけど、それらは、兵庫県民の生活に直接影響することではないです。
反斎藤の人達は、まさか、パワハラや選挙違反を理由に再び斎藤さんを失脚させることを狙っているのではないですよね。
もし、そんな思惑をまだ諦めきれないで、やっているとしたら、現実味がないという意味で愚か者ですね。
百条委員会は始めた反斎藤の県会議員が自分達でしっかりケジメをつけるしかないでしょう。
その時に、当初の思惑通りにいかないことぐらいは、政治家をやっている限り分かっているでしょう。
選挙違反は警察や検察の守備範囲でいずれ白黒はっきりするでしょう。
これ以上、この問題を政治利用することは、ブーメーランになって跳ね返ってくるかもしれませんので、マスコミも包めて忘却した方がいいのでは。
日本の捜査機関や司法には外部圧力が効かないのが建前になっています。
だから、いくら共産党の先生などが告発しても、送検、もしくは、立件は部外者は関与出来ないのですから。
告発は国民の権利と言っていた弁護士さんがいましたが、権利は正しく使いましょう。
地方の公共交通の問題も斎藤さんの告発文書騒動とそれに端を発した百条委員会問題と似たところがあります。
所詮、当事者しか、晒されている問題にどう対処しないといけないかを考えられない。
しかも、正解はない。解決策はあり得る。でも、100点の解決策はあり得ない。
多くの利害関係者の支持を得られる解決策が見出せない時、決着をつけるしかない。
当事者でない輩がいろいろな思惑で、口を出してくるけど、問題を解決に導くことを目的にしていない。
一部の評論家的な一過言お持ちの第三者に有りがちな勘違いは、公共交通事業者は、地域の足をどう確保するかの問題について、一次的な当事者ではないです。
規制緩和以降、2次的な重要な関係者ではありますが。
野球で言えば、バッテリーではなく、外野ではなく、内野ぐらいの位置付けです。
(笑)
外国人運転手に関して、国土交通省はもとより、日本バス協会
も消極的でした。
大阪の金剛バスという会社があり日突然、運転手の確保が難しいからバス事業を止めると発表して騒動になりました。
それがきっかけとなり、特定技能の資格で外国人運転手を日本で使うことができるようになりました。
しかし、バスの運転手は大型二種免許を持っていないと乗れません。
しかも、ある群馬県の国会議員が移民がどうのこうのという理由で日本語資格をN3以上としました。
N3の縛りがついている限りはなかなか現実味がありません。
都会の人と地方の人では人手不足に対する切実感に雲泥の差があります。
特に、離島や半島ではもう運転手はいないのです。ちなみに、船員もいません。
言論空間や報道の世界や専門家と称する輩のご高説、そして、政治家と官僚の論理を聞くと現実の世界で会社が倒産しないように苦労している営利企業の経営者をしているとムカつくことが多いです。
問題が起こった時だけ、あーだこーだと能書を垂れる。
じゃぁ、代わってやるからお前やれよとか、金剛バスのように突然放り投げて、関係者がどうするか見てみたいと思うこともあります。
とは言っても、3代目オーナー経営者として、この難局をなんとか乗り切って見せるとの自負と使命感はまだ捨てていません。
息子二人も家業に帰って来ていますので、取り敢えず、放り出すわけにもいきませんし。
公共交通の話題はやはり反応が大きいです。

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