国民民主の玉木さんや榛葉さんの記者会見を聞いているとマスコミの記者や政治評論家の思考回路がオワコンすぎて心配になる。
議員内閣制で内閣を仕切る政党(政権党)が単独で過半数を取れない。二つもしくは三つの政党が連合しても取れない状況が始めて出現した。
これに対して、どうしても従来の枠組みでしか議員内閣制は機能しないとの思い込み、国家運営は連立を組んで行うものとの既成概念から抜け出せないマスコミや政治評論家。
当事者の国民民主が既存の枠組みに捉われないでやって行くと言っても執拗に無駄な質問を繰り返す記者たち。
連立や閣外協力的な従来型の政権との関わり方をすると、下手に取り込まれて与党と野党を両睨みで立法に関し主導権を取れなくなる。
更には、内閣に入り行政に直接関わらなくても政策に関して言えば、税も含めて政策を法律で規定することが出来る。
それが三権分立であり立法府の行政府に対する優位性である。
大袈裟に言えば大臣より官僚が行政行為を仕切っていると言っていい状態の今の日本では、やりたい政策を法律にすれば、官僚が好き勝手に裁量して法律の趣旨とは全く異なる行政を行うことを妨げられる。
特に、税や社会保障など国民負担について、予算については国会で決まった予算や法律に官僚は縛られる。
もともと三権分立では立法府の過半数を制した最大勢力が内閣を組成して国家運営するケースのみを想定していない。
何故なら首班指名は過半数取得が義務付けられていないからだ。
自民党が腐ったと思うのは、林官房長官が自民と国民が協議の最中に財務省の僕の役割を積極的に担い103万円の壁に関し7.8兆円の歳入不足となるとのネガティブキャンペーンを行ったことだ。
どちらを見て政治家をやっているのだ。実に情けない。
林は絶対に大蔵大臣、総理大臣 にさせてはならない。
国民民主の玉木さんや榛葉さんの記者会見を聞いているとマスコミの記者や政治評論家の思考回路がオワコンすぎて心配になる。

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