今日は上から目線でのポストです。 何故、国民民主党が議席を増やすことが出来たかについて分析を行わないで、選挙後の政権がどうなるのかを自分目線で論評する輩が殆どです。

今日は上から目線でのポストです。
何故、国民民主党が議席を増やすことが出来たかについて分析を行わないで、選挙後の政権がどうなるのかを自分目線で論評する輩が殆どです。
マスメディアだけでなく、右、左関係なくSNSの言論空間も含めてです。
今回の選挙は何故行われたのかを、石破さんが自民党総裁になって、考えもなく解散総選挙に打って出たからという前提条件で、議論をする。岸田さんが突然辞任したという前提から始めない。
何故、自公が負けたかを石破さんの総裁選勝利後の判断のせいにする。政治と金のせいにする。選挙直前の非公認、重複立候補のゴタゴタの問題にする。
確かにそれもあるが、本源的には3年間の岸田政権の失政が国民をして自公を見放したからでは無いですか?
成立直後の、もしくは、選挙直前の、石破政権の支持率が低かったから?
岸田、石破の支持率は五十歩百歩では無いでしょうか?
もともと岸田政権の支持率は最低だった。国民の多くが岸田早く辞めろと思っていた。
岸田さんは権力の座に居座りたかったけどそれが出来なくて投げ出したのではなかったのでしょうか?
自民党の先生方も安易に総裁、総理を変えて選挙をすれば、また過半数を楽々に保てるとの思惑で総裁選を行ったのでは無いですか?
だから自民党の先生方もマスコミも最初は看板として資質に問題があるにもかかわらず小泉進次郎が一番いいと思っていたのではないでしょうか?
石破さんが総裁選直後に解散総選挙を選択したことを自民党大敗の一因にする。
選挙に関する裏金議員の対応の失敗の問題にする。
いずれにしても、政権を担うのが石破さんだったからの後付けの「ためするための」論理としか私には思えない。
敢えて言えば、高市さんだったら岸田の悪政が終わり、何かが変わるとの期待感があった。
でも高市ではなかった。
国民としては、自民党支持者としては、小泉でも石破でも小林でも同じだった。
そして石破になった。ひょっとしたら石破でも岸田でなければ悪政が変わるのではないかとの期待感がなかった訳ではない。
でも、最初から自公である限り残念ながらでした。
間違いなく小泉進次郎だったら自民党の先生方は、皆んなの総意で総裁選直後に選挙に打ってたでしょう。
では、その時は裏金議員に対してどんな追加処分を選挙対策で行ったのでしょうか?
総裁選の中で、安易に人気取りで裏金議員の二重処罰を口に出して、それを総裁選の争点の一つにしたのは小泉進次郎でした。
当然、マスコミはそれにつけ入り、政治と金が選挙の最大の争点であるかのように脚色して報道し自民党が負けるように大衆を情報操作、印象操作し操ろうとした。
看板の見てくれが良くても所詮自公では大幅に議席を減らしたはず。
高市さんは政策勝負の哲学を貫き裏金問題は決着済みと答えている。
石破さんが総裁選に勝ったことが気に食わなかった人は石破政権を卑しめようとした。
その人たちは彼らが無能と評価する石破さんが総理としてこの国を運営していくという現実を直視して、客観的に今後の成り行きを推測しようとの姿勢がない。
結局、総裁選の結果からしかその後のことを議論しない、予想しない。
そんなレベルのマスコミを含む当事者で織りなされる政治ごっこやそのレベルで組閣される内閣の政策軽視/政局重視の国家運営では、いつまでたってもこの国は良くならない。
多くの国民がそんな風に思っていた中での選挙ではいずれにしても自公は負けた。
選挙の顔が小泉進次郎でも‥ 何故なら3年間の岸田政権の失政に多くの国民が我慢の限界を感じていたからです。
裏金問題が出る前は岸田政権の支持率が高かったですか?
裏金問題が出て岸田政権の支持率が急落したのだったですか?
国民民主だけが岸田政権の経済政策や税制問題について国会で批判のための批判ではなく具体的な政策論争を行なっていたと思います。
選挙中も政治と金の問題に焦点を当てるのではなく、岸田政権の経済政策の問題を訴えていた。
それを国民が見ていたから国民民主党は議席を伸ばした。
日本国民はそんなに馬鹿ではなかった。
マスコミや財務省に容易く操作れている訳ではなかった。
国民のマジョリティの関心は経済政策であることが証明されました。
ここでいう経済政策とはGDPや株価や金融政策などではなく、少しでも豊かな暮らしができるために国は諸策を行なって欲しい、税金を使って欲しいということです。
アングロ・サクソンやユダヤ人とは違い日本の経済は経世済民であり経国済民です。
そもそも103万円の壁ってあるのですか?それこそ財務省の洗脳でしかない。
私も国民民主党があんなに勝つとは思わなかった。

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