鹿児島ネタです。鹿児島市の人口が60万人を切りました。
鹿児島県は私が鹿児島に帰ってきた40年前、人口が180万人超でした。今は160万人弱です。
数年前出生率は1.7位でした。今はそれ以下です。
いずれにしても出生率が2を切っている限り少子高齢化は避けられません。
但し、地方の少子高齢化の原因は県外流失が大きいのです。
鹿児島の半分以上の若者達が高校を出たら、大学を出たら県外に流失します。
今日本は人口減少問題と少子高齢化問題の二重苦で国家消滅の危機にあります。
しかし、その危機を本当に心配してなんとかしようとしている人は誰もいないのです。
正確に言えばそれを考えてなんらかの手を打つべき立場にある人達、実効性のある施策を出来る立場にある人達はその責任を果たそうとする気持が欠けています。
もしくはどうすればいいかを真剣に考えようとしません。本質を穿つ議論すらしないのです。
悲観的に言えばもう手遅れです。
せめて30年前に国を挙げて議論をしてコンセンサスを形成して出来ることを積み上げていればここまで問題は深刻になっていなかったかもしれません。
逆にこの国はこの30年間軽薄な経済効率至上主義で国家経営を行い状況を悪化させてしまいました。
日本消滅は同時には起こりません。可能性が高いシナリオは地方消滅から始まります。
しかも地方で人口密度が低い過疎地からです。地方の過疎地は高齢者しか住んでいない事情を考えればどうなってしまうか想像出来ません。
私が思うに後2、3年で大変な状況になるでしょう。
東京に住んでいる人や地方でも都市部に住んでいる人はこんな話しさえもリアリティを感じないでしょう!
東京でも少子高齢化が始まり、それが国家的な問題として取り沙汰され始めました。しかしその問題の本質は別物です。多分東京の少子高齢化の問題だけが国家的問題としてその解決策が議論されるでしょう。
コロナ禍の前、厚生労働省はマスコミと組んで地方の公的医療機関はみんな赤字だ。地方の病床は多すぎて採算が悪いというプロパガンダを行い地方の病床を東京に取り上げようとしました。
幸いコロナ禍で一旦止まってはいます。
我が社は公共交通事業もやっていますがこの分野でも地方切り捨てが始まっています。
詳しくはまたポストしますが、ライドシェア議論などがいい例です。
間違った政策を続けた結果、全国で人手が決定的に不足している。
ブラックボックスのように若者を吸い上げてきた東京でも流石に問題が顕在化してきた。
だからご都合主義でライドシェアって具合です。
地方の過疎地でライドシェアができると思いますか?
小泉進次郎はライドシェアを進めると言った。既得権益を改革で壊すとさも正義の味方みたいのようにカッコつけていた。
マスコミも評論家も東京人だから彼らの正義も同じ。
小泉進次郎は総理大臣にならないで欲しい。
小泉親子も河野親子も神奈川の選挙区の人達だから所詮地方の事はどうでもいいのだう。
鹿児島ネタです。鹿児島市の人口が60万人を切りました。 鹿児島県は私が鹿児島に帰ってきた40年前、人口が180万人超でした。今は160万人弱です。

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